エル・コンドル   
ケーナ奏者 長岡竜介
プロフィール

1970年代より、南アメリカの笛・ケーナの演奏をはじめる。
以来、この楽器の第一人者として活動を続けている。レパートリーは、南アメリカのスペイン語圏の国々の音楽・フォルクローレを中心に様々なジャンルにまで及び、その幅広い音楽性に定評がある。伝統に捕らわれることなく、日本人の自然な感性から生まれる音色を追求している。
南米への渡航歴は8回、延べ一年半以上にわたり各地の音楽を研究。南アメリカ・スペイン語圏諸国の音楽に精通している。 1990年より『エル・コンドル 長岡竜介ケーナセッション』を結成。現在に至る。

 

レパートリー
アルゼンチン、チリ、ボリビア、パラグアイ、ペルー、エクアドル、
コロンビア、ベネズエラ、キューバ、メキシコなどの国々の音楽からの選りすぐりのメロディー。
ポピュラーミュージックや親しみやすいクラシック曲など
その他レパートリー多数
 

 長岡竜介使用のケーナの一部

    右が、いちばん高い音域のニ長調管。順に、半音きざみで低いキーに下りてゆく。左は、フルートとほぼ同じ長さのハ長調管。
 同一調のものが複数ある場合は、曲調によって使い分けている。パワーを出すためのもの、繊細な表現を必要とするときのもの、民族音楽調にかすれの音がほしい場合のもの、といった具合。
 調律は、標準ピッチ、A4=442Hz。音階は、平均率音階になるように、自分で調律を施している。一般のケーナでは、純正調音階のもの、ボリビア独特の音階、アルゼンチン独特の音階等、地方によっていろいろな調律があり、また、時代によっても、奏者個々によっても幅がある。
 

 

ケーナ

旧インカ帝国地帯に分布する葦笛。日本の尺八と、音を出す原理は同じである。南アメリカのフォルクローレに限らず、さまざまなジャンルの音楽の演奏にも、現在は幅広く用いられている。1970年前後より、ヨーロッパや日本などでも盛んに演奏されるようになった。現在の一般のケーナは、完全に西洋音階で調律されている。フルートとほぼ同じ長さのハ長調管から、ピッコロより短いその9度上のニ長調管くらいまで、半音刻みですべてのキーのケーナがあり、全調性をカバーしている。それぞれが3オクターブの広い音域を持つ。
材質は、葦、竹、木材など。
長岡竜介活動実績

ホール

新潟県・長岡リリックホール大ホール(2回)静岡県・裾野市市民会館大ホールなど(10回)永田町・国立劇場小ホール
千葉県・浦安市民会館大ホール
東京・ABC会館ホール(4回)
沖縄県・うるま市民会館大ホール
アルゼンチン・コンキンフェスティバル・メインステージ
愛知県・名古屋市公会堂
青森県・東奥日報はちのへホール
埼玉県・彩の国さいたま芸術劇場大ホール
神奈川県・川崎市労働会館大ホール
東京都・青山・子供の城
東京都・バリオホール
杉並公会堂・大ホール
有楽町・朝日ホール・大ホール
お台場・ビッグサイト
他多数


テレビ・ラジオ

NHK教育・スペイン語講座
福島放送・5時テレシャトル
日本テレビ・ぽかぽか地球家族
ベイエフエム・ザ・フリントストーン
福岡放送・ELAN VITAL
NHKラジオ第1
テレビ東京・天空の宿・山小屋に泊まろう2
クルージング
にっぽん丸・瀬戸内・五島列島・種子島・屋久島・小笠原クルーズ
新さくら丸・北海道一周クルーズ
ふじ丸・瀬戸内海一周クルーズ


学校音楽鑑賞教室
現在までの総公演数は数百校に及ぶ。

静岡県・富士市全小学校ツアー
大阪府池田市・全中学校ツアー
浦和市・全中学校ツアー
新潟県・新潟市全小学校ツアー
長野県・松本市全小学校ツアー
など

オーケストラとの共演

N響団友アンサンブルオーケストラ
東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団

レパートリー曲の一例
ラテンアメリカ・南米大陸の音楽を中心に多数
コンドルは飛んでゆく
花祭り
ラ・バンバ
アンデスの高原の調べ
アンデスのお祭り
コーヒールンバ
アミーゴス
道化師の踊り
アルゼンチンのクリスマス組曲
風とケーナのロマンス
気ままな悪魔
インカ帝国の太陽の乙女たち
エル・クンバンチェロ
アンデスの夕べの祈り
サンファニートの調べ
シェリート・リンド
リベルタンゴ
アンデスノ勇者ファナアスルドゥイ
ポピュラーミュジックのレパートリー多数
日本のメロディーのレパートリー多数