12/09/09 |
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曲目
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アンデスの空は、無限に透き通った褐色にも近い。
遥かなるアンデス JUKE
グアラニ族の魂 ALMA GUARANI ・作曲者 DAMACIO ESQUIVEL
パラグアイは熱帯の国。そこで用いられる代表的な楽器はアルパと呼ばれるハープ。その洗練されたロマンチックな音色と、ケーナのアンサンブルで、先住民、グアラニ族の心を奏でる。 コンドルは飛んでいる EL CONDOR PASA ・作曲者 DANIEL A ROBELS
ペルー、アンデスの代表曲。サイモンとガーファンクルのヒットで、世界に有名になった。原曲は、古い民謡をベースに、大正212年ごろに、オペレッタとして発表されたものである。コンドルはインカ以前から人々の魂の象徴であり、誇りである。 君がいて
TOYO草薙のオリジナル曲。チリのリズム、カンシオンをベースに、愛し合う2人の心の機微、愛のハーモニーを、ケーナとサンボ―ニャのアンサンブルで表現する。 カリブの嵐 SAN JOSE ・作曲者 LIONEL BEALSCO
ベネズエラは知られざるフォルクローレの宝庫。クラシックなどの要素を取り入れながら独自の洗練された音楽を発展させてきた。クアトロの歯切れのいいリズムとケーナのメロディーが、暖かなカリブの風を運ぶ。 インディオの嘆き DOLOR INDIO
ペルー、中部アンデスの古典的名曲。インディオたちは、日々アンデスに広がる畑を耕し、大地の神々に祈る。宇宙に突き抜けたような青さのアンデスの空に、その喜びも悲しみもどこか似ている。 風の遺跡
ボリビア、アンデスの東斜面に、ひっそりとたたずむイスカンワヤ遺跡。そこは、往時の人々の魂を弔うかの様にただ、風が吹き荒ぶ
メレンゲのメドレー EL CONTRABANDO /EL CARITE ・作曲者 伝承曲
8分の5拍子の高度な変拍子構造をもつ、ベネズエラの代表リズム、メレンゲ。「ピラニア」と[密輸品」という2曲を、遊び心いっぱいにお送りする。
出発 LA PARTIDA ・作曲者 VICTORJARA
出発とは、過去を脱ぎ捨てること。未知のはるかなる地平へ、何の保証も無く、自分の勇気だけを信じ一歩を踏み出すこと。ビクトル・ハラの名曲
古城 EL CASTILLO
この古城は多分スペイン時代のものだろうか。幾多の戦いを経て、今はもう当時の勇姿は無い。多くの人々の嘆きと悲しみを積み上げた城壁は何も言わない。 午後の雨 YAMOR
アンデスの北部を赤道が横切る。そこがエクアドル。その代表的なリズム、サンファニートで奏でられる曲。民族の持つ生命力は、そのリズムの力強さに表れる バラナの香り CON SABOR A LITRAL
アルゼンチンとパラグアイの国境を越えて、パラナ川は悠然と流れる。底には緑と水の国。パラナ河の奥深く暖かな包容力、その美しい自然を歌う。 希望のサヤ
ボリビアの代表的な舞曲リズム、サヤで書かれたTOYO草薙のオリジナル曲。生きる力も希望も失った男が大地の母から勇気を与えられ、明日に向かって歩みはじめる。 旅立ちの時 VIDARA CULAMPAJA ・作曲者 M・ACOSTA VILLAFANE
アルゼンチン・アンデスのリズムであるビダーラで奏でられる名曲。ビダーラは「いのち」、又は「生命」の意がある。旅人は、アンデスの長い峠道を一人、新しい人生に向かって歩き始める。
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